トバシ!
―小柏龍太郎は絵を描くことを“トバシ”と言う―
木部克己 著
ISBN4-87024-412-8
定価:1,575円(税込)(四六判上製・213頁)
ダウン症がなんだ!龍太郎くんの「人生出会い旅」
ダウン症の龍太郎くん。でもハンディなど、どこふく風でまわりに笑顔をふりまいています。彼はまるでシナリオでも用意されているかのように、必要とする時それに応じた人や出来事に出会い、着実にステップアップしてきました。そんな出会い旅の末にめぐりあったのが、抽象画の世界、そしてキャンバスに絵の具や絵筆をたたきつける「トバシ」という技法でした。「生まれてきてよかったと思える人生に」「夢をあきらめない」「がんばらずに、でも、がんばろう」いつも前向きな青年画家と、良心や周囲の人たちの27年間を痛快に描いたルポ。
「NPO法人工房あかね」今、工房あかねでは障害を持つ人たちのアート活動のスペースとして、アーティストのたまごたちのにぎやかな笑い声が響きます。アートの持つ不思議な力が社会を変えていくことを願って活動を続けています。たくさんの出会いへの感謝の気持ちを、この本を通して少しでもお伝えできたら嬉しく思います。代表・小柏桂子(本文より抜粋)
〔著者〕木部 克己(きべ かつみ)1958年群馬県生まれ。新聞記者を経て、出版業。食・料理・社会福祉・葬送等の分野で取材・執筆。著書に、甲山事件の報道被害を検証した「犯人視という凶器」、聴覚障害問題を扱った「無音の音が聞こえる」、ペットの葬儀模様を描いた「チョロの車いす」。藤岡 良(ふじおか りょう)のペンネームでは、男の家事論をつづったエッセイ「主夫っていいかも」、全国の寺の料理をたずねた「精進料理紀行」、料理エッセイとレシピ「主夫のなんちゃって料理術」がある。

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